こんにちは!わたです。
前回のつづきはもうカタチになりました、細かい修正をしていきましょう。今回で背面収納編、ひと段落です!
レンジキャビネットのパターン考察
扉はいらないといいつつ、色々なパターンを実際に書いて納得いくまで詰めていきました。そのスケッチは雑過ぎるので割愛しますが、そうしている内に重大な事に気づくのです。
トースターの位置が低すぎる、と。
以前も書きましたが、私にとってオーブントースターは調理の相棒。1日で1度も使わない日はありません。低い位置にレンジやオーブン、トースターを配置している家庭は多いです。海外なんかはオーブンが足元程低かったりします。問題なかったりします。
が、私は調理中や盛り付け時にしゃがむという行為はしたくありません。そうなると、かがんだり覗いたりする高さの限度が出て来ます。
前回のイメージがこれだとすると、カウンター天板高が約900㎜、その半分の位置にトースターがありますので高さ約450!いやそれは低いぞ、と。
賃貸で使用しているカウンターは高さ960㎜で、トースターの乗ったスライドレール部分が実寸で高さ580程あります。
なので、新築キッチンにもそれくらいの高さは必要なのです。修正していきます。
高さの検討
実際に高さを出していきます。レンジ部分の縦の余白はあり過ぎたので、トースター部分を底上げしてみます。ただあげるのも下の扉の大きさが大きくなるだけなのでそれは却下。下の扉と上の框扉、上置きの扉は大きさをできれば揃えたいから。
なので底上げ部分を薄い引き出しにスケッチしてみました。そして前提として、レンジとトースターに必要な壁までの余白もしっかりとります。熱で大事なキッチンが痛むのはイヤです。
こうみると、やはり扉が多いですね。うん、トースター下の薄い引き出しに何を入れるのか。そして引き出しだと、中の引きだす木枠の厚さのスペースも必要になります。そうなると実際の収納スペースが深さ5センチとして何をいれるのか。オフィスならまだしも。却下です。
そして、トースター、レンジの近くの深さが浅いスペースに何を収納したいかな、とピザを焼きながら思ったのです。あ、鉄板と麺棒を収納したいな、と。ついでにお盆もいけるかな、と。
皆さんレンジの隣に立て掛けたり、レンジ上に直で置いたりしますよね、鉄板。私もそうで、麺棒もなかなか幅をとっています。適材適所、使う小物は使うアイテムの傍に収納したい。そうこう計画を練っていたら、レンジの底板とカウンターの天板高さを同じに設定してしまうと高さ1000近くになってしまうとのお話が。それは無理なので、高さを変える事にしました。
こうですね。背面カウンターとキッチン本体の高さを合わせて850に仕様変更しました。
完成まであと少し
スケッチやカラー図面で調整していきます。
とても細かいですが、全ての帳尻を合わせてベストを探していきます。
このオープンスペースに鉄板やあれこれを収納予定です。我ながら良いアイデアだと思っています。隠せるし、他にも色々収納できそう。
この頃、ブラウンのオープン引き出しも2段に仕様変更。天板高さを850にしたのでスペースが変わりました。
レンジトールキャビネット完成
いよいよ完成です。扉の取っ手をどうするか、手掛けオープン扉の見え方の仕様はどうするかを決定し、図面の完成です。
ちなみに取っ手は下段トースター下のみゴールドの取っ手を配置。ゴールド取っ手はLD側収納も同じ物で統一感を出しています。
上置きとその下框扉は取っ手無し。扉を開くための手掛け部分は、中の収納部を何センチか縮め、扉の大きさを他と合わせる事を重視しました。
設計図はこちら。
框の寸法もしっかり描いてあります。トースターまでの高さは600、レンジは約900。ばっちり使いやすそうです。
長かったですね、背面収納編はいったん区切りです。あとは完成してからですかね。また思いだした事があれば記載します。
お付き合い頂きありがとうございました!
背面収納編をはじめから見るのはここ
前回はここ
扉の框はここ
本体はここ
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