框扉のキッチンを実現する為に、沢山の参考資料を見てきました。
自分の目で見てイメージを固めて、理想のキッチンを目指したいですよね。そして、シンプルに框扉のキッチンが好き。
框キッチンの写真集№2です。
参考にしたいおしゃれな框扉キッチンの写真・画像 ”カラー&ホワイトキッチン”
”框キッチンギャラリー№1 ”
”框キッチンのメーカー比較など・各メーカーの細かい仕様を近日公開予定”
”web内覧会”
日本と世界の框扉キッチン参考写真
框のキッチンは(好みもあり)海外の事例を見る事が多いのですが、日本のメーカーでももちろん実現可能です。
オリジナル框もですが、日本メーカーの框キッチンもなかなか良くて、システムキッチンに見えないのですよね。
各メーカーの框扉も近日まとめます。では、框扉の美しい実例集をどうぞ。
日本の美しい框デザイン・キッチンハウスのブルーキッチン
框などの板材や水栓・加熱機器のビルトインなど好きなものを自分で選んだオリジナルキッチンを考えた時に、まず出てくるのがキッチンハウスさん。
框扉の美しさはもちろん、キッチンデザインの奥行が深い。カタログや店内のおしゃれ度もさすがの貫禄です。
キッチンハウス - キッチンの写真はこちら - Houzz
キッチンハウス - キッチンの写真はこちら - Houzz
深いブルーのキッチン。鏡面の仕上げが上品です。メラミンのテカり感とはまた違う、しっとりとした光沢です。この雰囲気、とっても素敵。
キッチンハウスさんのこの框は、真ん中の鏡板が凹んでいないタイプです。最近人気のスッキリ框ではなく、重厚感のあるビンテージタイプ。
キッチンハウス - キッチンの写真はこちら - Houzz
とても美しいです。そして、このキッチンの施主様と私、共通点があります。それは、ガゲナウを採用しているところ。ガゲナウオーブンとIH。IHは全く同じものですね。
キッチンハウスさんは、ガゲナウ・ミーレ・グローエ率が高いです。流石。
框扉キッチン×ガゲナウ、とてもしっくりきます。
キッチンが家のアクセントになるカラー框・ダークグリーン
先ほどのダークブルーの次は、ダークグリーン。あまり馴染みのないカラーのキッチンですが、フローリングや壁などを白に統一して空間のバランスが綺麗です。
” 主役はキッチン”というテーマが伝わり、温かい雰囲気。アンティーク調の取っ手やデザインがおしゃれ。
Kitchen Architecture - キッチンの写真はこちら - Houzz
Kitchen Architecture - キッチンの写真はこちら - Houzz
横に広く大きい引き出し収納、便利なのですよね。鉄板やめん棒にボードと、オーブン調理・お菓子やパンつくりのアイテムは大きいので。
Kitchen Architecture - キッチンの写真はこちら - Houzz
Kitchen Architecture - 住まいの写真はこちら - Houzz
この引き出し収納、仕切り棒をはめる穴がはじめからあいてる!お皿の配置カスタマイズが自由自在ですね。
框のデザインも、取っ手のデザインも水栓も凄くおしゃれ。一部分だけ取り入れて真似したいアイデアが沢山。
淡いベージュの框扉キッチン
こちらは優良カラーのベージュ。框キッチンにとても映えます。
Peter Lyons Photography - キッチンの写真はこちら - Houzz
こちらは、ビンテージ風のかっこいい雰囲気。
グレージュやブルーグレーなど、グレーを混ぜたカラーリングはとても旬です。飽きがこない・目にうるさくない・おしゃれ・落ち着いた雰囲気、といい事ずくし。
株式会社ハートハウス - キッチンの写真はこちら - Houzz
こちらは、やさしく可愛い雰囲気のキッチン。同じベージュでも、框のデザイン・混ぜるカラーの具合で印象が変わります。ピンクベージュ、とっても良い!
ガラス貼りの食器棚も背面収納も、同じカラーで統一していておしゃれです。もし出来るなら、同じカラーで合わせて家具も造作したいところ。
ライトグレーで爽やか框キッチン
グレーベースのカラーは取り入れやすいのですが、やはりテーマカラーが決まってしまうのが欠点でもあります。キッチン面材の色はそうそう変えられないので。。
我が家はブルーグレーとブラウンのキッチンなので、家具などはグレー系かブラウン系で揃えています。
カラーバランス的に、3色以上取り入れてしまうとごちゃっとなりがちです。カーテンの配色、意外と注意です。
シンプルもいいですがポップでアクティブな感じも好きなので、難しいですがアメリカのホットドックショップみたいな、パブみたいな、、そんな感じに出来るのなら素敵(どんな)
では、グレーのキッチン。
やっぱりグレーは良いですね、どんなカラーもアクセントになるしまとめてくれます。このキッチンは爽やか過ぎます。。広い。
グレーも、濃さで雰囲気が決まります。白に近いグレーなら、重くならないので日本のキッチンにも向いているかと。木目を透かせて見せるペンキの塗り方にしてもいいですね、オトコマエにもフェミニンにも出来ます。
ホワイトをベースにした様々な框キッチン
家電とも相性の良いホワイトの框扉キッチン。最近はブラックの家電も多いですね。キッチン全体が暗い色、特に黒だと空間に圧迫感と重さが出てしまいます。
スタイリッシュでかっこいいのですが、お部屋の広さと雰囲気・子育てなど検討材料も多くなります。天井の高さも注意です。
ホワイトの清潔感と解放感は、やはり日本人好みだなと思います。 そして、ホワイトだからこそアクセントとして框扉がとても映えるのです。
真っ白のキッチンが理想なのであれば、框扉は絶対的におすすめです。
こちらは、ウォールキャビネットの収納扉も框扉に統一。均一なサイズの扉でデザイン的にとても綺麗です。
シンク上の収納に取っ手が無いところもスッキリ感が出て良いです。我が家の背面収納も同じで、上収納部分の扉には取っ手は無いです。
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こちらはジーマティック様。私が最も参考にしたのはこのメーカーです。
洗練された直線のラインと、統一したサイズ感が魅力です。ジーマティック様は、ピュア・アーバン・クラシックと3つのキッチンシリーズがあり、この框扉はクラシック。
ちなみに、私の背面収納はクラシックの框扉とアーバンの木目引き出しを参考に取り入れた勝手にハイブリッド型です。
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FIELD LABO - キッチンの写真はこちら - Houzz
がらっとナチュラルな雰囲気のキッチン。壁付一列のキッチンは、リノベーションの参考にも良いですね。
このキッチンは左にパントリーがあるのでその中に冷蔵庫を収納していますね。冷蔵庫が視界に入らないだけでとてもすっきり広く感じます。
白の框扉を無垢の木で囲んでいます。フローリングやダイニングセットの色とも合っているので、きっと木材の統一感とナチュラルな雰囲気を大事にデザインしたのかと。
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Binns kitchen + bath design - キッチンの写真はこちら - Houzz
こちらは洗面のデザインですが、シンプルな框デザインが見やすいので掲載。
框って、飽きたり悪目立ちしちゃうかな、、と不安になるポイントも多いです。特に部屋の広さやカラー、框になる扉の数・大きさで全体の雰囲気が決まります。うるさくなってしまったり、くどくなってしまうのは避けたいところ。
全体のバランスは、私も大事にしました。なんせキッチンも家も、完成しないと実物は見られませんので。図面やシミュレーションはあれど、頭の中のイメージを膨らませるのが大事です。
このようなスッキリ框であれば、取り入れやすいかな。身近なメーカーではリクシルさんとパナソニックさんに同じスッキリ框があります。
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DIG//design in general - キッチンの写真はこちら - Houzz
こちらはもはやベーシックなキッチンカラー。この、アイランド部分だけ淡いカラーで、取り囲むキッチンはホワイト。という配色は海外キッチンの定番カラーリングかと。
そして、框扉や板が占める割合が多いので、こちらも鏡板が凹んだタイプのスッキリ框。
たまにあるのですが、取っ手を引き出しの面の真ん中に配置しているのが素敵です。この位置に取っ手をデフォルトで付けている日本のメーカーはほぼないので、少し位置を変えるだけでおしゃれに特別感が出ます。
メーカーで購入する際「取っ手の位置を真ん中にしたい!」と言ってみたら対応してくれそう。
框扉のキッチンにしたいなぁ、、とお考えであれば、是非色々参考にしてみてください!